「ジェントルマックスプロ」と「ソプラノ」の違い

熱破壊式or蓄熱式┆照射方式の違い

ジェントルマックスプロ＝熱破壊式

ジェントルマックスプロは熱破壊式脱毛の機器です。（ジェントルマックスプロプラスも同様）熱破壊式とは、毛根（毛乳頭や毛母細胞）を高出力のレーザーで直接破壊する方式です。メラニン色素に強く反応させる方式のため、濃く太い毛や剛毛に高い効果を発揮します。また、ピンポイントで毛を抜きたい場合が得意です。

ソプラノ＝熱破壊式と蓄熱式どちらも

ソプラノシリーズは蓄熱式の機器として紹介されることが多いですが、ソプラノは蓄熱式と熱破壊式どちらも備え、方式の切り替えが可能なハイブリッド機器です。（ソプラノチタニウム・ソプラノアイスプラチナム）蓄熱式とは毛包全体を徐々に加熱し、発毛を司る幹細胞を破壊する脱毛方式です。メラニン色素の量と効果が直接関係しないため、濃い毛・普通の毛に加えて産毛にも効果的です。照射範囲が広く打ち漏れのリスクが少ないため、全身脱毛など広い範囲の脱毛に最適です。加えて痛みが少ないため、VIO脱毛にもおすすめです。

蓄熱式はだめで、熱破壊式は良い？

蓄熱式の機器を使用しているクリニックのプロモーションにおいて「蓄熱式はだめで、熱破壊式が良い」といったニュアンスのものを良く見かけます。

しかし、必ずしも蓄熱式＜熱破壊式とは言えません。熱破壊式は濃い毛には効果的ですが毛が薄くなるほど効果が薄れてしまいます。脱毛において後半はメラニン色素が薄い毛が増えてくるため、実は後半の毛には蓄熱式のほうが効果的です。

熱破壊式は照射後「ポップアップ現象」という毛が飛び出る現象が起きるため脱毛効果があったと思いやすいですが、実はポップアップ減少は今ある毛がちぎれて抜けているだけで脱毛効果とは関係がありません。また、熱破壊式は1ショットづつを手作業で照射するため照射漏れが起きやすいというデメリットがあります。

蓄熱式は脱毛効果が薄い？

蓄熱式は熱破壊式よりも効果が低いと言われがちですが、実際のところは脱毛効果は同じです。熱破壊式と蓄熱式では脱毛後に毛が抜けるタイミングが違う（蓄熱式のほうが遅い）ため、効果が出にくいと言われがちです。

照射するレーザーの種類の違い

脱毛で使われる3種のレーザーとは？

脱毛で使われるレーザーは「アレキサンドライト」「ダイオード」「ヤグ」の3種類があります。それぞれ違う毛質や深さの毛に効果があります。

ジェントルマックスプロ＝2種を切り替え

ジェントルマックスプロには「アレキサンドライト」「ヤグ」の2種のレーザーが搭載されており、施術部位に応じて2種を切り替えることができます。

ソプラノ＝3種のレーザーを同時照射

ソプラノチタニウムやソプラノアイスプラチナムは、「アレキサンドライト」「ダイオード」「ヤグ」の3種を同時照射することができます。

その他の違い

脱毛効果に影響する重要な違いは以上です。ここでは、それ以外の違いについてご紹介していきます。

痛みの違い

ジェントルマックスプロは熱破壊式オンリーであり、ソプラノは蓄熱式メインで照射していくため、ジェントルマックスプロの方が痛みが強いです。

対応できる肌質

ジェントルマックスプロは熱破壊式でありメインのレーザーとなるアレキサンドライトはメラニンに強く反応するため、日焼け肌や色黒肌の場合は火傷や脱毛効果低減などの可能性があります。ソプラノは蓄熱式で照射することもでき、3種のレーザーそれぞれの出力をコントロールできるため、日焼け肌や色黒肌にも対応可能です。

照射時間・うち漏れ

ジェントルマックスプロは照射口が円形のため、照射漏れリスクが高く、全てをショット打ちしていくので照射時間も長くなります。ソプラノは照射口が四角になっているため、照射漏れリスクが低く照射時間が短くなります。

当院では、少ない回数でよく抜ける熱量重視の医療脱毛を提供しています

当院では、最新鋭の脱毛機器ソプラノシリーズの機種（蓄熱式と熱破壊式を切り替え可能）を用いて、できる限り痛みを抑えつつ脱毛効果も高い医療脱毛を提供しています。ご興味をお持ちいただけましたらぜひお気軽に無料カウンセリングにいらしてください。