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「医療」とは何か?

公開日2020.7.17

更新日2020.7.17

 こんにちは。恵比寿ブライトスキンクリニック院長の菅間です。今日は医療とは何かというテーマで書いてみようと思います。

「医療脱毛」という言葉にも「医療」が入りますが、「医療」とは何でしょうか。以下は私の考えであって、他の方は医療というものに対して全く違う捉え方をしているかもしれませんし、ご批判を受けるかもしれません。

命の現場で感じたこと

一般的に医療とは「命を救う仕事」と思われているのかと思います。私も医師になった当初はそう考えていました。それはもちろん間違いではないと思いますし、社会に絶対的に必要なものです。では医療脱毛などの美容医療はなぜ「医療」なのでしょうか。一部の医師や看護師は、自分たちの仕事は命を救う崇高な仕事で、美容医療は医療を使ったただの金儲けだと言わんばかりに、自由診療や美容医療をどこか下に見る傾向があります。しかし美容医療と一般診療は本質的に全く同じものだと私は考えています。

 私は長く「命の現場」に携わっており、現在も麻酔科医として病院に勤務しています。過去には三次救急の病院で毎日のように外傷の手術に入っていた時期もあり、フリーランス麻酔科医としてバリバリ働いていた頃は毎年200件以上の心臓外科の麻酔を担当して多くの経験を積んできました。今この瞬間に自分がどうにかしなければ数分後には目の前の人が帰らぬ人になってしまう、そんな場面を数えきれないほど経験し、助かった命がある一方で多くの「死」も見てきました。

 その中で医療とは何だろうと考えさせられる場面もありました。例を挙げると、90代の方の大動脈解離や、電車に自ら飛び込んで人としての原型を留めていない方の手術など、いったい誰のための手術なのかと思うことがありました。仮に助かったとしても社会復帰など不可能で、そんな状態になって生き延びる事を本当に本人が望んでいたのか甚だ疑問でした。そうした経験を通して、病気を治したり命を助けたりする事が必ずしも医療の本質ではないと感じるようになりました。

それでは医療の本質とはいったい何なのでしょうか。

医療の本質とは?

 医療の本質とは患者様の身体に少し手を加えて人生の方向修正するものではないか、すなわちQOL「Quality of life、人生(生活)の質」を改善するものではないか、と私は考えます。例えば、糖尿病の患者様は治療を受ける事で、網膜症や腎症などの合併症の発症を遅らせます。足を骨折した方は、また歩けるように手術を受けます。そういった意味では美容医療も同じではないでしょうか。美容医療を受けることで見た目のコンプレックスを払拭すれば、その方のQOLは改善します。医療脱毛も、肌をきれいに見せたり、ムダ毛の手入れから解放されたり、衛生面にも寄与することでQOLを改善すると言えます。

QOLのための医療脱毛

 最近になって徐々に増えてきている「介護脱毛」は、医療脱毛によるQOL改善のとても良い例だと思います。介護脱毛とは、40~50代くらいの方が将来自分が介護される事を見越して行うVIO脱毛のことを指します。もちろん美容的な意味合いもありますが、一番は衛生面を考えての脱毛です。ちなみにVIO脱毛は若年者にとっても衛生的であり、すべての年代にお勧めできる脱毛部位です。

医療もサービス業

ところで、一般的にサービス業というものは、ユーザーのQOLを改善するのが目的のものが多いと思います。例えば旅行会社はユーザーに特別な体験や思い出を提供してくれますし、エステは心地良い時間を提供してくれます。そういう意味では、「医療」はれっきとしたサービス業の一つだと思っています。日本は国民皆保険があるので誰でも医療が受けられます。それ自体はとても良い事ですが、最近の病院と患者様とのトラブルの一部はそれが行き過ぎて、医療側も患者側もお互いを思いやる事ができなくなっているのかなと感じます。

私は「医療はサービス業だ」という意識を、医療側も患者側も持つべきだと考えています。そうすれば医療側も、治療を「してやる」という横柄な気持ちではなく、仕事として「させていただく」という気持ちで臨むでしょうし、患者様も「治療を受けるのは当たり前」ではなく対価を払って受けるサービスだと認識する事で過剰な要求は減るのかなと思います。

私も日々感謝とおもてなしの心を忘れず、患者様のニーズを満たす事を第一に考え、今後も医療脱毛クリニックをはじめ、様々な経営を行っていこうと考えております。

今後とも医療脱毛の恵比寿ブライトスキンクリニックをよろしくお願いいたします。