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医療脱毛クリニックの選び方

2024.3.13

こんにちは。恵比寿ブライトスキンクリニックの菅間です。

今日は医療脱毛クリニックを選ぶ際に注意する点をまとめてみようと思います。私は臨床医として、医療では絶対に嘘をつきたくないと考えておりますので、医療サービスを受けられる患者様に正しい情報をお届けできればと思います。

医師のいない医療脱毛は法律違反

いきなりこの業界のタブーに触れますが、医療脱毛のクリニックの多くは、医師ではない全く他の業種の人、もしくは会社が経営しているケースが多いです。それ自体は別に問題ではないのですが、なかには医師をほとんど置いていない違法のクリニックがあったり、適切な医療が提供されていないケースというものがあったりします。

 まず医師を置いていない、看護師以外に施術させるクリニックですが、残念ながらけっこうあります。医療脱毛の経営で最もお金がかかるのは人件費であり、その中で最も重いのが医師の人件費になります。それをカットしてしまえば経費が浮くので、より多くの儲けが出るというわけですが、これは医師法17条違反(医療行為は医師が行う)です。レーザーを使った脱毛は医療行為なので、必ず医師が診察しその指示のもと医師もしくは看護師が施術しなければなりません。

違法クリニックを選ばないためには?

見分け方としては初回のカウンセリングの時に医師による問診がない脱毛クリニックです。そういうケースに出会った場合は「医師の話を聞きたい」とストレートに聞いてみる事です。それで出てこない場合は医師法19条違反(応召義務)になります。その場合は返金を求めることをお勧めします。揉めた場合はすぐにその場で警察を呼んでも構いません。既にそのクリニック自体が違法なので、警察を呼ばれる事を最も恐れます。

患者様にも働く側にも大きなリスクが…

違法クリニックで施術を受ける際の大きなリスクは2つあります。

まず1つ目は対応できる医師がいないので、何かあった時の診断や診察が受けられないこと。2つ目は保健所から調査が入り医業停止になった場合、コースの消化が残っているにも関わらず突然潰れる可能性があります。コースの消化は前受金という形で法人が受け取っており経営者がその法人自体を潰してしまえば返済義務がなくなるので、患者様は残りの施術も受けられず返金もされないというリスクがあるのです。

不利益を被るのは患者様だけではありません。発覚した場合はまず施術していた看護師が「医師の指示なしに勝手に施術した」という事で最も重い刑罰の対象になり、看護師免許停止となります。名義だけ貸している医師(開設管理医)も当然刑罰の対象になります。医療関係者の方もなるべく違法クリニックに関わらない方が身のためです。こういった違法クリニックは業界全体の衰退につながるので、早く撲滅してほしいところです。

実は効果を弱められているかも

次に適切な医療が行われていないケースについてですが、これは見抜くのが非常に難しいです。私も他のクリニックに知り合いがいたから知ることができましたが、よくあるのがわざと出力を弱めて照射するというケースです。これをすると痛みは少なくなり、合併症などのトラブルは減ります。しかし、既定の回数を終わっても脱毛が全く終わらないので、また来て契約してくれるというわけです。これではエステ脱毛と同じですね。

信用されるクリニックでありたい

当院では高い施術料金をお支払いいただく患者様の満足を一番に考え、メーカーの推奨するプロトコール通りの出力で施術を行っています。またそれを基本として、痛みをなるべく少なくする工夫をしたり、患者様の肌の状態に応じた施術を心がけております。

今回はこの業界の闇について書きましたが、これを読んでいただいた方がクリニックを選ぶ際の一助になれば幸いです。また医療脱毛の業界を正しい方向に持っていくことは、業界全体の信用を上げる事だと思っておりますので、今後もこういった情報を発信していければと考えております。

それではまた。医療脱毛の恵比寿ブライトスキンクリニックを今後とも応援よろしくお願いいたします。

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